SPN BIZ Info.
「コンプライアンス強化」が叫ばれて久しいですが、企業不祥事は後を絶ちません。
当社は総合危機管理会社として多くの緊急事態対応支援を行ってきました。多数の緊急事態対応支援による知見から、総合的かつ実践的な危機対応の実施に向けた緊急事態対応戦略と危機対応・危機管理広報の実務上のポイントについて「緊急事態対応 連続セミナー」を企画しました。第1回として、事例に学ぶ緊急事態対応を開催しました。
2021年10月13日(水)に開催された本セミナーでは、企業不祥事の事例を踏まえ、平時から準備すべき事案対応や訓練のポイントについて解説しました。
セミナー概要
講演
1.当社の緊急事態対応の紹介と危機管理会社としての特徴
当社の緊急事態対応の事例紹介をするとともに、初動対応から事案収束に向けたプロセスのポイントを解説しました。当社は総合危機管理会社として、緊急事態の実務対応から再発防止策まで幅広く支援いたします。
2.企業不祥事の対応事例からみる緊急事態対応の要点~代表的事例を用いて
3つの企業不祥事失敗事例を紹介しました。事案対応の問題点として責任転嫁や言い逃れをしてしまったことなどを取り上げ、緊急事態発生後に果たすべき企業としての社会的責任や適切な情報開示などのポイントについて言及しました。
3.緊急事態対応の考え方~危機管理広報は、マスコミ対応のみにあらず
緊急事態対応と聞くと記者会見に目が行きがちですが、そこに行くまでのプロセスが重要となります。消費者視点で、「関係者」に「適切」かつ「迅速」な情報提供、諸対応を行うことが肝要です。事態発生後の押さえるべき要点として、早期発見し事態の適正評価すること、被害の極小化すること、関係者の連携による信頼回復行動をすることについて解説しました。
4.日ごろからの準備・訓練の重要性~コロナ禍での動向も踏まえて
日ごろからの準備をしていないと、いざというときに対応することができません。模擬記者会見や訓練を行い準備しておくことが肝要です。コロナ禍において各種訓練をWebで実施するケースも増えていますが、記者会見などは対面で行われることが多いため、従来通り対面で訓練を実施することを推奨します。不祥事が起きてから「何も決めてなかった」では遅いため、日ごろから準備しておくことが必要です。
第2回では、企業不祥事の最新事例傾向を取り上げ、緊急事態対応の基本や不祥事発生と拡大の要因について深掘りする予定です。
「緊急事態対応 連続セミナー第2回 ~予期できた企業不祥事とならないために~」の案内ページはこちら
※申し込み締切:2021年11月18日(木)
お客様の声
- 事例を踏まえたうえで、勘所、本質、プロセス、考え方、失敗要因、訓練など、要点が整理されていてわかりやすく、理解確認に大変役立ちました。
- 実例交えての説明でわかりやすかったです。
関連ページ
本セミナー内紹介書籍
コラム
- 企業不祥事等の緊急事態対応時こそ、真価が問われる~総合的な危機管理対策こそ、危機対応の「王道」である!
- 「危機管理広報」の効用と限界~緊急事態対応の要諦のポジションを守れるか~
- 教えて!緊急事態対応ってどんなことしているの?~緊急事態対応座談会
サービス
当社では緊急事態対応に関連するさまざまなサービスを提供しております。
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