【サービスPick Up!】『感染症対策アフター・アクション・レビュー』~危機管理の専門会社ならではのAAR
2021.01.28AAR(After Action Review)とは、もともと米軍が用いた振り返り手法の1つで、計画と実際のずれを可視化し、その原因と対策を考えることで次の対策に生かしていく考え方です。
日本でも水害対応で取り入れられている「タイムライン防災」は、もとは米国でAARの1つとして提案されたもので、2012年に米国ニューヨークを襲った「ハリケーン・サンディ」の対策にも活用されました。
2020年、新型コロナウイルス感染症は、世界中の生活様式や働き方を変化させました。その中で、貴社の社内・各現場には、様々な経験・知恵・ノウハウ・反省が蓄積されているはずです。貴重な記憶が新鮮なうちに、その経験や知恵を掘り起こし、成功体験と反省を記録に残し、今後の対策にぜひ生かしていただきたいと考えます。SPNは危機管理会社ならではの視点で、そのお手伝いをいたします。
実施要領
2.従業員Webアンケート:自由記述2問までの設問5問 上限 300人
(上記以上の人数・設問をご希望の場合は別途見積もりいたします)
3.報告までの期間:約2か月
4.価格:アフター・アクション・レビュー(対応検証報告書) 作成一式 50万円(税別)
こんな人におすすめ
- 地震、水害に関するBCPは整備したが、感染症は念頭に置いていなかったため、整備する必要がある。
- 属人化した感染症対策をきちんと整理し、統一した全社的なメルクマールを整備したい。
- 自社の感染症対策や対応計画は機能したのか、確認・レビュー・改善したい。
AARのフレームワーク
- 何をやろうとしたのか? What Was Your Plan?
- 実際には何が起きたか? What Happened?
- なぜそうなったか? Why It Happened?
- 次回どうするか? How To Do Better?
- 災害対応の検証は経営陣の悪口になってしまうのではないか・・
- 対応失敗の担当者などの犯人探しになってしまうのではないか・・
- 過去のBCP作成者を悪くいってしまうことにならないか・・・
まず何をやろうとしたのか?行動の目的や目標、計画を改めて確認します。
目的や目標、計画に対して、実際にはどのようなことが起きたか、結果を振り返ります。
なぜズレが生じたのかを考えます。失敗した際には失敗した原因を、
逆に上手くいった場合にも上手くいった理由をしっかりと深掘りします。
失敗の原因や成功の要因を把握した上で、次どうすればより良い結果を得られるかを教訓化し、対策を講じます。
日本の災害対応検証の現実
日本では、過去の災害などを検証しようとすると、過度な配慮が働きがちです。
貴社では「総括」することが「悪」のように考えてしまう風潮はありませんか?社内での検証はしにくい…。角が立つ…。そういった理由で、せっかくの貴重な経験をうやむやにしてしまうことは大きな損失と言えます。
社内での実施にハードルがあるなら、第三者に委ねることも有効な方法のひとつです。当社では、これまでの内部通報対応や従業員へのWebアンケートなどのノウハウを生かし、従業員の匿名アンケートなどを通じて、「犯人探しをしない」「失敗を責めない」、前向きで、「次の感染症対策に役立つ」AARをご提供します。
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