企業不祥事の緊急事態対応「超」実践ハンドブック
企業不祥事の緊急事態対応「超」実践ハンドブック
- 価格:
- 2800円(+税)
- 発行:
- レクシスネクシス・ジャパン
- 著者:
- 株式会社エス・ピー・ネットワーク
不祥事対応実務の決定版!
創業20年、300件以上の企業不祥事対応を支援してきた業界のリーディングカンパニーが、その実務ノウハウを惜しみなく披露。49点の確認事項にまとめた。「不祥事対応」と聞いてすぐに思いつく「記者会見」。事態をいかに収束させるかに、「メディア対応」の成否が重要であることは間違いないが、見事な対応でその後の企業価値向上に結びつけた事例では、メディア対応以外に大きな違いがある。
本書は、「緊急事態対応」という事態収束への全体像を提示することを目的に、 緊急事態対応の流れを5つのフェーズに分けて解説。事態の悪化を防ぐ「先手」の対応を可能にする具体的な実務を紹介。
【不祥事対応の5つのフェーズ】
●事態把握・状況分析
●リスク評価
●対策方針策定(計画)・対策(準備)
●クライシス対応
●再発防止・組織的改善
各フェーズで、「対策本部をどのように立ち上げ、運用していくか」、「コールセンターをどのように設置していくか」、「Q&AをWEBサイトやプレスリリースにそれらをどのように反映していくか」、「行政への対応はどのように行うか」等の実務上の細かい疑問点にも言及している。
※ ご購入希望の方は、当社まで直接お問い合わせください。
【もくじ】
序章 本書の狙いと構成
第1 部 事例でみる緊急事態対応の勘所
第1 章 外国製エレベーター事故による高校生死亡事案
1.事案の概要及び同社の対応p>
2.事例分析
(1) 事態発生に関する責任
(2) 緊急事態発生後の対応
(3) 緊急事態対応の難しさ
(4) 文化・国民性・社会動向・関心
第2 章 焼き肉チェーンにおける食中毒事案
1.事案の概要及び同社の対応
2.事例分析
(1) 事態発生に関する責任
(2) 緊急事態発生後の対応
(3) 緊急事態対応の難しさ
(4) 文化・国民性・社会動向・関心
第3 章 大手食品メーカーにおける農薬混入事案
1.事案の概要及び同社の対応
2.事例分析
(1) 事態発生に関する責任
(2) 緊急事態発生後の対応―嘘・隠蔽の疑義
(3) 緊急事態対応の難しさ
(4) 文化・国民性・社会動向・関心
第4 章 2 つの有名企業の緊急事態対応を比較する
1.それぞれの事案の概要
(1) A 社(製薬メーカー)
(2) B 社(電機・家電メーカー)
2.両者の緊急事態対応の比較
(1)「 リスク」に対する意識(事態のリスク分析)
(2) 初動対応の差―いかに早く着手するか
(3) 初動段階での情報開示の差
(4) 緊急事態対応の考え方
第2 部 緊急事態対応の基本と実践
第5 章 緊急事態対応において企業が陥りがちな落とし穴
1.事態のリスク(不確実性―影響度)評価に関して
2.危機管理意識に関して
3.危機管理への誤解について
4.事態対応に関して
第6 章 緊急事態対応の要諦
1.危機管理の観点からみた緊急事態対応とは
(1)「 消費者視点」に立った判断を行う
(2) 広く「関係者(社会)」に対して対応を行う
(3)「 適切かつ迅速」に対応を行う
(4) 必要な情報提供(謝罪・説明) ・諸対応を行う
2. JIS Q 22320「社会セキュリティ ―緊急事態管理―危機対応に関する要求事項」
第7 章 緊急事態対応の流れと各フェーズでの特性
1.緊急事態対応の流れ
(1) 最初は、「初動対応」プロセスである
(2) 次は、「クライシス対応」プロセスである
(3) 最後は、「信頼回復対応x」プロセスである
2. 各フェーズにおける主な検討・対処事項と重要ポイントの解説
(1) 初動対応プロセス
(2) クライシス対応プロセス
(3) 信頼回復対応プロセス
第3 部 ピンチをチャンスに変えた危機対応
第8 章 対応実例から緊急事態対応の流れとポイントを整理する
■本書に関するお問い合わせ
株式会社エス・ピー・ネットワーク 総合研究部 03-6891-5556