HRリスクマネジメントトピックス

「年末年始に注意すべきことはありますかぁ？」三匹（？）が語る！HRリスクマネジメント相談室（32）

2022.11.21

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職場におけるトラブルは複合的。社内の様々な関係者の協力を得て、複数の視点で捉えなければ、解決が難しい問題も多々あります。でもやっぱり最後は「人」！HRリスクマネジメントが重要です。

職場における様々なトラブルを解決すべく、今、エス・ピー・ネットワークに生息する動物たちが立ち上がりました！三匹（今回はぞろぞろと9匹で！）が、チャットにて解決の道を探ります。

【今月の三匹・プロフィール】
みみずくさんのイラスト

みみずくさん（みみ）：
SPNの森のお目付け役。愛らしいフォルムと裏腹に、猛禽類らしい鋭い目線で最新のリスクをチェック！さらに森の仲間たちの文章もチェック！夜行性？うーん、夜中に起き出して活動を始めるから、夜行性なのか早起きなのか…？

黒豹さんのイラスト黒豹さん（ヒョウ）：
黒いのは、ゴルフや釣りなどアウトドアライフのせい?しなやかな筋肉で機敏に動く…いや、単にせっかちなだけかも?SPNの森で19年前に内部通報窓口の受託運営サービス「リスクホットライン」を立ち上げたのは実は…。

モモンガさんのイラストモモンガさん（モモ）：
小さな皮膜で滑空する夜行性。社会保険労務士、産業カウンセラー、ファイナンシャルプランナー。そこそこ長い会社員経験をおなかの袋から取り出しながらSPNと会員企業様の森を飛び回ります。

リスちゃんのイラストリスちゃん（リス）：
森の中を駆け回り、皆さんのお困りごとに対応します。気が付けばこの森に来て5年が経ちました…。最近は巣穴での勤務も慣れてきました。変わらずご相談にお答えしていきますよ。

ペルシャ猫さんのイラストペルシャ猫さん（ペルシャ）：
ゆったりと過ごすことが好きな猫。ゆったりと過ごしたいが、過ごせなかった過去を持つ。社会保険労務士のほか財務会計の資格もあり、人事労務と財務会計分野の実務経験が長い。SPNの森では内部通報制度との縁が深くなりつつあります。

イノシシさんのイラストイノシシさん（イノシシ）：
森の音楽家兼防災おじさん。防災士。三度の飯よりとんこつラーメンが好き。見かけによらず、フルートも習い始めましたが…あまり練習できていません。誰か聞いて～ピーヒャラブヒッ♪

ワオキツネザルさんのイラストワオキツネザルさん（ワオ）：
新卒4年目のワオキツネザル。防災士。入社したてのころはキョロキョロしてばかりいましたが最近は仕事にも馴れてきました。相談者の気持ちに寄り添いながら、HRリスクマネジメントについて一生懸命考えてみます。

ミーアキャットさんのイラストミーアキャットさん（ミーア）：
SPNの森の仲間になってもうすぐ3回目の冬支度を始めました。お布団に入りたい。爪痕を残すという意気込みのもと、二本足で立って前のめり気味で参加します。

ネコさんのイラストネコさん（ネコ）：
当相談室の留守番ネコ。猫なで声と鋭い爪をあわせ持ち、企業内での人事実務経験が豊富。社会保険労務士で、産業カウンセラー＆キャリアコンサルタント。もうすっかりコタツの季節ニャー。

今月のご相談は、総務人事部のAさんからです。

SPNの森の皆さん、こんにちは！

昨日、上司から、「年末が近いから、社員向けに注意事項の通達を出そう。年末年始にどんなリスクがあるか、従業員の皆に何を注意してもらうべきか、書き出してみて！」なんて言われたんですぅ。

年末年始の注意事項って何ですかぁ？

上司に聞いたら、「ほら、忘年会で羽目を外し過ぎないように…とかだよ」って言われたんですけど、私、会社の忘年会を一度も経験していないんですよねぇ。

何か特別に、年末年始に注意すべきことってありますかぁ？

おっと、これはまたザックリしたご質問ですね…。

確かに、ここ数年で社会人になった人にとって、「忘年会」は未知の世界なのかも？

お酒に関連することばかりでなく、年末年始はいろいろ起きがちですよね。毎年注意喚起していた会社さんもあると思いますが、今のリスクに応じてアップデートも必要となりそうです。

わかりました！SPNの森の動物たちで、ちょっと知恵をしぼってみます！

〈忘年会、やる？〉

	今回のご相談って「会社として何に気を付けるか」なんですかね？それとも「社員が個人として気を付けること」でしょうか？後者だとしても、それを会社から周知するということなんでしょうけど。
	会社が社員に、何に「気を付けろよ！」と言っておくべきか、かな。今回のご相談は、他の動物さんたちにも協力してもらいたいテーマだなー、ということで、朝のミーティングで参加者を募ってみました。イノシシさん、ワオキツネザルさん、ミーアキャットさん、どうぞー！
	よろしくお願いしまーす！
	よろしくお願いしまーす！
	よろしくお願いしまーす！
	ようこそー！幅広くリスクを挙げていきましょうねー！さて年末年始ですが、まずは何から？お酒がらみ？
	今年は忘年会やるんですかね？
	どうでしょう…行う企業は多そうです。
	個人的にはやりたいです（笑）とはいえ12月は第8波の予想も…。
	「小規模なら…」という会社もありそうですよね。
	あまりブレーキをかけなくなりましたしね。お店も営業しているし。
	衛生委員会で、12月～1月はコロナとインフルエンザのダブルパンチの予想があって、病院関係者は準備していると言っていました！
	インフルエンザの予防接種、受けてきましたー。
	ニャー、「今」の状況に合わせることって大事。コロナ関連は、最新の状況に注視しながら判断、ですね。でも、やりたい人は世の中的には結構いそうです。
	若手の本音としてはどうですか？忘年会とかめんどくさい？？
	そうですね、忘年会をやるのはいいと思いますが…大規模なのはめんどく……何でもないです。
	下が入ってこないから毎回幹事お任せしてすみません…。
	いつもありがとうございます。
	感謝しかない。
	老婆心ながらアドバイスすると、地味に幹事として大事なのは、食べ物の好みと食物アレルギーへの配慮です。個人的には、ミーアキャットさんだけじゃなくて、他の人もやるべきだと思いますけどね。私もやりますし。
	やはり持ち回りで幹事やったほうがいい気がしてきました。
	ほんとほんと。
	「いつの間にか幹事を押し付けているハラスメント」とか、ありそう。
	特に若手にはそうですね。
	幹事持ち回り、賛成です！
	皆さんお忙しいですし、大丈夫です！

〈お酒の飲み方、忘れちゃったかも…？〉

	忘年会といえばセクハラ、パワハラ。
	某省の官僚が人を殴っちゃいましたよね（苦笑）
	えーいつですか？
	結構最近ですよ。今年の話です。酔って電車内で他の乗客を暴行して…減給処分になったというニュースを見ました。
	お酒で人が変わる人っていますよね…。
	お酒の飲み方を知らない人、忘れちゃっている人も増えていそうですよね。
	お酒の飲み方を忘れているといえば、ハロウィン前の土日、23時ごろに電車に乗っていたら、仮装している民が電車内で吐き続けてて萎えました…。
	そう、私も同じような場面に遭遇した。道端にもリバース物が多い気がするし。
	森の音楽隊の友達も「お酒の飲み方忘れた」っていって酔っぱらって怪我する人が続出してます。
	あああ。お酒に飲まれてはいけません、ということかな。はめを外しちゃダメね。
	自分をコントロールできなくなるんですかね…。寝ちゃうのも危険ですよね。さすがに凍死まではないでしょうけど。でも、地域によっては…？
	年末年始の場合は帰省して親戚の集まりに参加するとか、初詣に出かけるとか、普段の行動範囲と違うところに行く人もいると思うので、どこでトラブルが発生してもおかしくないと思うと怖いですね。
	土地勘のないところだと、困ったときにどうしたらいいかもわからなくなりそう。
	最近地面で寝てる民も増えましたよね…。
	寝ている間に財布とかバッグとかPCとか携帯とか、盗まれるパターンも。情報漏えい系はセットで要注意ね。
	お酒でつぶれて眠ってしまったり、忘年会の帰りに眠ってカバンを忘れたり落としたり盗まれたり。あと、お酒の席で会社や取引先の情報をうっかり話したり聞いてしまったりもありそうですね。
	そうそう！めっちゃ聞こえてしまっていることある！聞きたくなくても聞こえてしまうやつ。
	こういう系だと、お酒でタガがはずれるというよりは、普段から言いたくてしょうがないとか、そもそもそういう気質がある、などもあるかもしれませんが…。
	コロナ禍で飲み会自体ほとんどやってない会社も多いでしょうから、若手社員だと、何を話したらいけないのかとか、あまりわからないかもしれないですね。
	そうか。そもそも「会社の飲み会」が少ないし…。
	先輩とかから、社名は絶対に出さないとか、どうしても話すならA社とかB社とか、ごまかして言わないといけないこととか言われて、「なるほど」ってなった記憶がありますが…それさえもなかったら…。
	怖い怖い。実は飲み会で学ぶことも多いんだね。

〈情報セキュリティ関連も注意！〉

	あ、セキュリティがらみだと、年明けも注意が必要です。たくさんたまっているメールを全部処理しようとして、マルウェアに引っかかったりとか。
	年末年始前で忙しいからといって、慌てて作業することによる事故（誤送信等）もありそうですね。
	システム管理者も休んでいて、ウイルス感染や不正アクセス等の被害への対処が遅れたしまった例もありますね。
	ありました！年末年始とかGWとか夏休みとか、要注意ですね。
	前の森（前職の病院）では、日直と当直があって、管理当直者は1人しかいないので、こういうトラブルがあったらヤバいですね。管理当直者の当番は新卒の新人でも容赦なく回ってくるので。
	システム系のトラブル、怖い。私、毎年、年賀状メールを開封できない…。
	年賀状メール？
	ほら、クリスマスとか年賀の、なんかリンクをぽちっとするときれいなアニメーション付きのカードが表示されるやつ。
	そんなカードがあるんですか？
	ハガキの代わりに出すやつです。お客さんから来たりするんですけど。
	私はあまり見たことないかもしれません…。
	会社のメールはそれほどないですが、Facebookとかで踏んで地雷だったりすることはあります。
	真っ当なものみたいなんですけど、なんか怖くて、いつも開けないんですよね。
	取引先の名前で来ると、うっかり開いてしまいがちで、大丈夫かな、と不安になります。ランサムウェアの可能性を疑わないと、と思いつつ、先方に失礼になってもいけないし、と悩むところです。
	そうなの。相手に失礼があってはいけないし…。メール平打ちでいいじゃん。デザインよりも安全！
	そうですね（笑）相手に余計な心配させなくて済みますし。
	基本テンプレですし、あまり開いても意味ない気もしますよね。
	今後もそっとスルーしようかな…。
	前の森（前職）で、ストレスチェックのメールが「不審メールのテスト」だと大勢に誤解されたらしく、システム部門にじゃんじゃん「不審メールが届いた」との報告が行ったそうで、システム部門から「ストレスチェックのメールは不審メールではありません」って周知されました。
	あるある…。
	まぁ教育が行き届いていたと解釈もできますが（苦笑）
	でも、それくらい慎重になっているくらいがちょうどいいのかもしれません。
	なんでもかんでも「とりあえず開封」されるよりはよっぽど安全ですね。
	ストレスチェックならすぐ押してしまいそうです…。気を付けます…。
	私、自社の管理部からの添付ファイル付メールさえ警戒してしまって…内線して、確認してから開封したことある…。
	私も、久々の知り合いから連絡が来ても、なんだかよくわからないURLがのっていたら、クリックしないようになってしまいました…。

〈消えゆくのか？年賀状…〉

	年賀状やクリスマスカードが電子化されつつありますが、今度は添付ファイルのウイルスを疑わなきゃならないしで、そんなことを考えて、挨拶メールも無くなっていく…。となると、それはそれで、季節感や仕事外のコミュニケーションが減って、殺伐としてしまう…。それも、リスクといえばリスクかもしれません。
	年賀状文化に私自身なじみがないのですが（自分が受けとったことしかなく、それも1～2枚程度）、会社の年賀状って、結構重要な文化なのでしょうか？
	昔、個人情報保護法がなかった頃は、社員の住所録を年賀状の季節に社内で公開していた会社もあったのよー。今では考えられないけどね。他部署の偉い人から年賀状が届いてしまって、慌てて送ったこともあったっけ。それくらい、年賀状は「送るのが当り前」の職場もあったのー！
	年賀状は平安時代に始まったらしいですよ。平安時代の貴族、藤原明衡がまとめた手紙の文例集の中に、年始の挨拶の文例があり、これが残っている最も古いものなのだとか。この頃からお世話になった方や親族に新年の挨拶をして回る「年始回り」という習慣が広まった…と、年賀状ソフトの製品紹介サイトに書いてあります。
	会社の年賀状は、自分から送らなかったらどんどん減ったなぁ。
	昔は大事だったような気もしますが（笑）私も現在は、会社の年賀状はほとんど返していません。
	会社の年賀状全盛期の頃は、年賀状も送りつつ、メールも送っていたのでしょうか？年賀状もメールも送ったことないですが…。
	昔はメールの年賀状は失礼にあたったんですよー。10年以上前ですが。
	えええええ！
	そもそもメールで挨拶を済ませること自体が失礼でしたよね？
	なるほど…。
	「こっちはハガキ代をかけて送ってるんだぞ」的な感じなんですかね…。
	コミュニケーションが減っていってしまう、というのも確かにそうだなと思いました。毎年営業さんが年賀状を用意しているのを見ていて、営業さんとしては、何とかお客様とのつながりを…的な感じなのだとは思いつつも、大変そうで。
	昔の会社で、社長が「虚礼を廃止しよう」と言って、無理やり会社からの年賀状をやめさせたんですが、営業サイドからはかなり苦情が上がっていました。これも10年ちょっと前くらいかな？
	そもそも、年賀状を送るのか送らないのか、年末年始に何をするのか、忘年会をやるのかやらないのか、人によって自由なはずですよね？それを会社が強制するべきではないとは思いますが、組織人としては組織としての習わしに従っておいた方が、処世術としてはベストなのかもしれないです…。
	そういえば、前の森で、年末ぎりぎりにやっと印刷された年賀はがきが納品されて、「今さら書けるか！」とみんなが放棄したのに、いつの間にかハガキがすっかりなくなったという事件がありました。たぶん、誰かが換金を狙ったな…と。
	時候の挨拶ではありませんが、久しぶりに大学時代の知り合いから連絡が来たと思ったら、支離滅裂なことを言っていて、何かヤバいものの勧誘の匂いがしてそのまま疎遠になったことがありました…。
	私も似たようなことがありました…。
	そういうリスクもあったか…。

〈事故にも気を付けて！〉

	リスクと言えば、12月は一年で一番交通事故が多いといわれていますよね。警視庁の資料によると薄暮時間帯の歩行者との事故が一番多いらしい。皆さん気を付けましょうね。
	交通事故！
	路上横たわり事故なんかもあるみたいね。
	「気を付けて　そこで寝てると　死んじゃうよ」
	ん？川柳？あ、年末年始は、普段乗り慣れない人が車に乗るから事故が多くなる説もありますね。
	あるある。
	夜間の路面凍結でスリップとか…。
	冬だものね。
	交通事故といえば、被害者が「大丈夫です」と言っていても、医療機関に繋げたり通報しないと逮捕されるらしいですよね。介護施設の送迎車を運転していた人が接触事故を起こして、運転手は被害者から「家に送り届けてくれればいいから」と言われて送り届けたそうですが、やっぱり心配になって運転手が被害者の家に行ってみたら被害者が亡くなっていて、結局運転手が逮捕されたというニュースがありました。
	逮捕？そうなの？知っておいて良かった。あ、その前に気を付けるけどね。
	小さな事故でも警察に通報しないと、保険金は下りないですよね。
	保険は事故証明が必要ですからね。
	お悩みの総務人事部のAさんにお伝えするとすれば、会社としては、「飲酒運転絶対ダメ！！」の喚起もありますね。

〈メンタル面にも影響が…〉

	冬は何かと体調も崩しやすいし、インフルエンザもある上に交通事故も起こりやすいなど、散々ですね。
	布団から出ないで丸まっていれば安心安全…。
	健康に良くないかも…。
	布団から出なくなってしまわないように！健康上のリスクも、メンタル上のリスクもあるかも。12月は自殺する若い女性が増えるシーズンだって、中島みゆきさんの「十二月」の詞にありますよ…。
	クリスマスの自殺が多いってやつですかね…。
	あ、でも2021年の自殺者は、3月が一番多くて12月が最も少ないらしい。ただのイメージ的なものかな。（▼警察庁「令和3年中における自殺の状況」）
	都市伝説的なものかー。
	おめでたい雰囲気が苦手な人はいますよね。「年が明けたからって、何がめでたいんだ？私は全然めでたくない！」みたいな。
	メンタル上のリスク、あるかもしれません。年末年始休暇で自分を見つめなおしたら、退職したくなってしまった、とか。大学時代の部活では、年明けの退部が割とありました。
	「年末年始に辞めたくなっちゃう病」は…うん、あるあるな気がするなぁ。
	会社の退職でいうと、ゴールデンウィークとセットで語られることが多いですよね。
	長く休むと、会社行くの面倒くさくなるし。
	12月のボーナスもらって退職するとか…。私もそうでしたが。
	ある！でも、年内で離職までしてしまった場合、年末年始を健康保険証無しで過ごすのって、ちょっとドキドキするよ。今、インフルエンザかかったらどうしよう、とか…。
	私の先輩が、一人暮らしでインフルエンザにかかった時に、誰も看病してくれる人がいないので、「結婚しないと死ぬんだ！」と思ったとか（笑）実際年末年始のように長い休みだと、会社も異変に気付きにくいですよね。
	たしかに…（笑）長期休みは会社の目がどうしても届きにくくなりますね。
	コミュニケーション大事だよ！特に1人暮らしの人。実家へ帰るのも、コロナでちょっと二の足踏むし。余計に気を付けないと。
	やはりずっと家にこもっていると気分も鬱々として、それはそれでメンタルに支障をきたしそうです。
	「メンタルも　生活習慣も　乱れるよ」年明けても、そのまま在宅勤務だと効率悪くなりそう。
	気を付けないと！
	ん？川柳大会が始まったのですか？（笑）
	みんなも詠んでー！

〈忙しさ、気の緩みから起きること〉

	年末年始って、パワハラ・セクハラの通報は多くなるんですか？
	繁忙期の企業が多いから、12月はそうでもないかな。
	多くなる時期ってあるんですか？
	かなり前に調べたときは、ゴールデンウィークとお盆のあとに通報が多くなっていました。店舗展開している企業さんだと、繁忙期のあとにあたる時期。
	意外と年末年始はないんですね。忙しすぎて通報もできないという日本人のサガか…？
	忙しいと仕事に集中できますが、ふっと糸が切れた時が危険なのかもしれないですね。
	忙しすぎ繋がりですが、年末年始は労働災害も多いのかな。地域や業種、年にもよるみたいですが…例えば、こんな注意喚起がされていることも。
	労災のリスクも！
	これは、何故でしょうね？内容としてはいつ起きてもおかしくないものですが。
	リスクが全体的に高まる時期なんだね。冬だから？年末年始だから？
	忙しいし、気も緩むし、昨日のお酒も残るし（？）みたいな？あとは…火の用心？乾燥する季節だし。
	火の用心もありますね！私がいつもセミナーで事例紹介している糸魚川市の大火事は年末でした。
	防災以外でいうと、12月は、「ハラスメント撲滅月間」と厚生労働省は位置づけているようです。
	11月は「過労死等防止啓発月間」なので、その流れですかね？師走でギスギスしているとか…？
	「年内にここまでやれ！」みたいな？「あの人は休むのに、私は休めない。きーっ！」とか。
	そこもよぎりました。一足先に休暇をとって旅行だといっても、旅行先で携帯がずっと鳴り響いてしまう…のもありそうです。
	休んだ気がしないなぁ。
	管理職の方も、休むに休めないなどもありそう。
	管理職以外も、大掃除が最終日だから、ちょっと早めにお休みをとるのとか厳しいですよね…。

〈まだまだあるよ、年末年始のリスク！〉

	南米など、海外でまだ現金を持ち歩く習慣のある国だと、クリスマスシーズンはスリ、車上狙いなども増えるらしいです。
	クリスマスなのに…。
	年末年始に海外旅行に行かれる方も多いですよね。
	「犯罪も　事故も増えるよ　年末年始」覚えておこう。「どうして私だけこんな目に…！」みたいな落ち込みがありそうな時季でもあるなぁ。
	「クリスマスで調子に乗ったリア充どもめ！」みたいな感じですかね（笑）
	「クリスマスイヴはカップルで」という風習は薄まりましたよね？
	薄まったかと思います。むしろ「それだけでないぞ！」という方も多くなっていますよね。数年前など一昔前の方が色濃かったような気がします。年明けの瞬間も、渋谷のハロウィンと似た危険がありますね。
	「来年は　初詣にも　DJポリス」
	DJポリス！上手ですよね。素敵な言い換えのお手本です。
	私も韓国の梨泰院で起きた群衆雪崩の事故のことを考えて「人混みは…」で続く川柳を考えていたら先を越されました（笑）
	今年は明治神宮でも雑踏雪崩の危険性あるかもね。
	昔、明治神宮の初もうでに行ったことがありますが、半端ない人ですよね…。警察？の誘導がありましたね…。
	初詣で事故に遭うなんて、「いったいどんな罰が当たったの？」と落ち込みそう…。
	数年前の元旦に車両テロあったね。原宿で。たくさんの人が集まるソフトターゲットを狙ったテロのリスクも実はあるんだよね。テロの手段としての「車両」も世界中に増えているし。
	テロ！！！すごいリスクが出てきた。
	年末年始のリスクに、テロは想定外でした！
	テロなのか拡張自殺なのか…。拡張自殺は社会の責任でもある気がします。
	年末年始だと破産とか自暴自棄とか増えるし。「テロ」は特定の宗教やイデオロギーに基づく主張の表れだけど、「拡大自殺」って色んなパターンがあって、殺害の対象に普段から恨みを抱いているとは限らず（池田小学校事件）、全く無関係で手当たり次第に殺害することもある（秋葉原事件）し、大量に殺すためには、恨みよりも警戒心のない人が多く集まる場所、殺害が容易な対象を優先して選ぶ（池田小学校事件、川崎のカリタス学院事件、相模原の津久井やまゆり園事件）とかね。どっちにしても、「犯罪の方からやってくる」んだから、たまったもんじゃないのは確か。
	こういう人って「無敵」だと言いますよね。こういう人にいくら「人を殺してはダメだ」と言っても無駄だそうです。
	もう死ぬ、と思えば何でもできるものね。退職する前には、大事にとっておいた資料をぜーんぶシュレッダーかけられるのと一緒だな。
	本当に12月は危険がたくさんですね。会社の目が届かないとか、従業員が好きなことをするのは良いのですが、従業員がプライベートで起こした犯罪行為によって会社に迷惑をかけることもありますね。
	年末年始はあまり人出の多いところに行かず、近所の神社とか参拝する派です…。
	Me too！
	近所の神社も、けっこう混んでる…。年越し参りはやめて、テレビで毎年恒例のカウントダウンを見てます。
	つくづく皆さん信心深いですね（笑）古代ギリシャ人的には、信心深さは「行動に出すか」で決まるらしく、いくら神道や仏教の教義を知らなくても、毎年足しげく参拝するところを見ると、信心深いって思われると思いますよ。古代ギリシャ人に（笑）
	私はおうちから出ません…(笑)
	冬といえば「電力逼迫」もあるよ。
	それ怖い！マンション住まいの私にとっては、「電気が止まる＝水も止まる」ですし。

〈リスクから身を守るには…？〉

	「犯罪は　向こうの方から　やってくる」本当に気をつけていないとね。
	ニャーン！！向こうから来た犯罪にはどうしたらいいの？？
	対処するしかないです。
	無敵の人もあおり運転も、サイバー攻撃もそうですが、気を付けていても巻き込まれ、避けようとしているのに避けられないリスクが増えているように感じます。
	だからこそ、こうやってリスクを洗い出して、予測して対処方法を考えておくしか身を守る方法はない。
	まさに予測、予防、対応ですね。
	そのとおり！
	テロに遭遇したら、「伏せる、逃げる、隠れる」だっけ？あれ？
	日本はそれです。
	「戦う」は？
	Run Hide Fight！
	それはアメリカ。
	イギリスは最後がTELだったと思います。
	そういえばレポートを書いてたっけ（笑）
	書いたような書いてないような…

〈会社はどうやって従業員にリスクを伝える？〉

	年末年始のリスク、いっぱい出ましたね。会社として従業員に注意喚起するには、どんな方法や順番が有効でしょうか？業種特有の内容と、個人の注意といろいろ出てきそうですが。
	犯罪も事故も増えるし、うっかりミスや心身の不調にも注意で、果てしなさそうです…（笑）
	社内に注意喚起するなら、さっきみたいに、川柳を使うっていうのもありですね！ユーモア、大事だし、目に留まりそう。
	特殊詐欺の被害防止のために川柳を募集とかよくやってるけど、いつも感心させられる。例えば今年の三重県の大賞は、90歳の方の「だんなにも　渡さぬカード　なぜ渡す」と20代の方の「電話しよ　声を届ける　子の役目」。大事なことがストレートに伝わるよね。
	プライベートの時間とはいえ、社員が事故やケガ、犯罪に巻き込まれたら…と思うと、やはり何か言っておきたい気持ちになります。会社がどこまで注意喚起するべきかという問題もありますが…。
	大事な従業員だもの。人的資本だもの。
	人的資本、そうですね！「人ごみのところに行くな！」「事故・ケガに注意！」だと、街のポスターと変わらないですが、「あなたが事故やケガ、犯罪に巻き込まれると、会社は…」とかいう切り口になると、会社の注意然としてしっくりくるような気がします。
	大事な人的資本を守るための策ですね。注意喚起は、「大事なみなさんを守るために！」の路線で行きたいです！
	「年末年始　リスクだらけだ　どうしよう」
	川柳いいですね！それに、今回のディスカッションみたいに、いろいろリスクを予測する過程も面白いです。忘年会の余興でやったらいい（笑）
	こういうのを楽しめるのは危機管理会社ならではですね。
	いえいえ、危機管理会社ばかりでなく、みんなやったらいいのよ。各社で。
	「大丈夫　リスクはみんな　わかってる」
	この会社さんであれば、総務人事部の企画として、年末年始のリスクについて社員から川柳を集めるキャンペーンをして、優秀賞にはクリスマスプレゼント！なんていう企画も面白いかもしれませんね。社員の皆さんが、「何が危険かな？」って考えるきっかけになりますし。
	ちょっとしたものでも、景品があるだけで参加者が増えるかもしれないですね。
	「わかったら　どうすうべきかも　わかるよね」
	「予測だよ　その次予防　よし対応！」
	楽しんでやるのがコツですね！
	たしかに、こういう話はまず興味を持ってもらうことからですね…。
	初詣の雑踏（群衆雪崩）、テロ、無敵の人（拡張自殺）あたりは、私も言われてはじめて「そういうのもあったか」と思ったので、各社で話し合ってもらうと良いですね。
	まさに、予測⇒予防！
	あれもこれもとりリスクを出したときにありがちなのが、「じゃあなにもできないじゃないか～」なので、そこで「いやいやそうではなくて、予測・予防が…」と言うのも有効ですね。
	「お布団に　いれば安心　寝正月」
	太るー！
	「寝ていても　ミサイル来たら　どうしよう」冗談抜きにあり得るし。
	ミサイル((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル
	あきらめますぅ…。
	ミサイルが来たら、窓から離れる、地下に入るが基本ですね。
	ミサイルが来たら、地下に入るか、家の内側に入って、窓にガムテです！
	もう、核シェルターが必要だということが分かりました（笑）

「HRリスク」とは、職場における、「人」に関連するリスク全般のこと。組織の健全な運営や成長を阻害する全ての要因をさします。

職場トラブル解決とHRリスクの低減に向けて、エス・ピー・ネットワークの動物たちは今日も行く！

※このコーナーで扱って欲しい「お悩み」を、随時募集しております。