【12/3 沖縄開催】これからの危機管理-2019年の総括と2020年の展望-
これからの危機管理
-2019年の総括と2020年の展望-
◇こんなテーマです
2019年も企業危機管理を巡る様々な事案が発生しました。
これだけコンプライアンス・リスク管理の重要性が叫ばれているにもかかわらず、「統制環境の劣化」に起因する不祥事例が多いことは極めて憂慮すべき状況だと言えます。とりわけ、経営理念を見失い、ノルマ至上主義に走った結果、顧客本位がないがしろにされる事例も後を絶たず、ガバナンスの強化とともに統制環境の改善が急務だと言えます。
「現場に目を向ける」「リスクに真正面から向き合う」とはよく言われることですが、「見えているものだけを見る」のではなく「見えていないところまで知ろうと努力する」ことこそがその出発点となります。さらに、今までの取組みの限界を乗り越えるために、今後のコンプライアンス・リスク管理を含む企業危機管理は、「人」を中心に据えてその「本音」に耳を傾け、「本気」で変えていこうとする姿勢が求められることになります。
本セミナーでは、企業危機管理専門企業として数多くの事例を手掛けたプロの眼から、企業不祥事のメカニズムを紐解きながら、コンプライアンス・リスク管理の本質・あり方を解説。さらに、さまざまな分野の最新動向を踏まえたキーワードを取り上げ、2020年を展望していきます。
実施概要
開催日時 | 2019年12月3日(火) 14:00~15:40(13:30受付開始) |
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受講料 | 無料(事前登録制) |
定員 | 40名 |
会場 | 沖縄産業支援センター 3階中ホール 312号室 (沖縄県那覇市字小禄1831番地1) |
ご案内リーフレット | こちら |
内容と講師
- 2019年のコンプライアンス・リスク管理に関するトピックス
- 企業不祥事のメカニズムを考える
- 2つの金融機関の不祥事例分析
- 統制環境(企業風土)の重要性
- 顧客本位とノルマ至上主義
- 顧客本位と正面から向き合うことの重要性
- 現場のリアルを知るということ
- 従業員の本音と現場の実態をいかに把握するか
- 匿名アンケートからわかること
- 心理的安全性
- その他の個別リスクの最新動向
- 反社会的勢力排除(サプライチェーンからの暴排)
- ハラスメント(パワハラ・カスハラ)
- 情報セキュリティ(積極的サイバー防御)
- 防災・BCP(災害特性を踏まえた対策を)
- テロリスク(企業にできること)
- まとめ~2020年のコンプライアンス・リスク管理
※当日の内容と多少異なる場合がございます。予めご承知おきください。
【講師】
株式会社エス・ピー・ネットワーク
代表取締役社長 熊谷 信孝
産業カウンセラー
福島大学経済学部卒業後、警視庁にて約15年間、主に反社会的勢力による企業対象暴力・民事介入暴力の対策・企業指導に従事。その後、平成10年に株式会社エス・ピー・ネットワークに入社。
現在は代表取締役社長として企業危機管理体制構築の実務指揮を執る傍ら、全国各地の証券取引所や商工会議所をはじめとする団体や企業からのニーズに応えるかたちで、危機管理意識を啓発するための講演を多数行っている。