反社排除体制簡易診断は、当社独自のチェック項目に基づく診断で、危機管理会社としての高い専門性と客観的視点から「反社会的勢力の排除力」をレビューします。
実施要領
診断項目:反社会的勢力との関係遮断に関する「企業姿勢」「運用態勢」「関係の端緒」
所要時間:約1時間30分程度
対 象 者:実際の対応にあたる部署の責任者に対するヒアリング
診断結果:項目毎の整備レベルおよび評価を「診断結果報告書」にてレポートします。
貴社の取り組み状況を、わかりやすく数値化するとともに、
当社が独自に設定した「あるべき姿」に対する達成度、
他社との平均値の比較とともにご報告いたします。
反社排除体制簡易診断を活用しIPOを果たした事例
首都圏と大阪を中心に不動産業を展開されているI社様は、数年後のIPOを目指し、内部統制システムの構築に着手されました。ご担当者様は、反社会的勢力の排除はIPOにおいての必須項目と認識されており、規程の作成、契約書への反社会的勢力排除条項の追加を行って、IPO審査に向け、現時点での取り組み状況を客観的に評価を目的に、当社の「反社排除体制簡易診断」を申し込まれました。
ところが、当社独自の31項目におよぶ診断を実施したところ、残念ながら結果は偏差値45のD判定でした。このままではIPO審査の通過は難しいという当社見解と、改善のアドバイスをお伝えしました。
ご担当者様はショックを受けつつ、たとえ規程があったとしても万が一の事態が発生したときに対応できなければ実効性があるとは言えないことにご納得いただき、当社のアドバイスをもとに実効性のある体制の再構築に取り組みました。
まずは、各現場レベルで対応ができるようにマニュアルを作成。具体的な調査要領・判断基準・対応要領などを明確にしました。他にも、役員をはじめ全社的な研修や対応部門におけるロールプレイング研修、モニタリング機能の追加、既存取引先に問題があった場合の関係解消の実務要領やその後の確認方法、取引先管理のための顧客管理台帳・DB整備なども実施しました。
ご担当者様を中心に大変真摯に取り組んでくださった結果・・・2年後の再診断では偏差値77のA判定!同社はその後、無事に上場を果たすことができました。上場後も定期的に簡易診断を行い、反社排除体制の弱点の洗い出しや見直しに努めていきました。
当社のアドバイスに従って役員、担当者の研修を続けた結果、現在では全社的な反社排除意識・リスクセンス・対応スキルが高まっているといいます。実際に、営業担当者が現場で怪しげな取引に直面した際も、作成したマニュアルと対応要領に沿って行動し、自社の審査部門と連携をして、過去に反社会的勢力と関係があった相手との不適切な取引を未然に防ぐことができたとのことです。
皆さんもぜひ一度、当社の反社排除体制簡易診断を受けてみませんか?
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